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層雲峡・アイスクライミングジャパンオープン 1日目

# 下書きです。

金曜夕方の飛行機で北海道入り。羽田を出る時は雨でしたが、千歳では粉雪でした。

レンタカーを借りて一路層雲峡を目指す。ナビを過信していたら、岩見沢まで下道を走らされ、だいぶ時間のロス。旭川で定番のラーメンを食べて、層雲峡の駐車場に着いたのは午前 2時でした。そのまま車中泊。

今年の層雲峡ジャパンオープンは、男女ともファンクラスとオープンクラスの 2階級に分けられ、ファンクラスが男子 6名(2名がインフルエンザで参加できず)、女子が 6名、オープンクラスの男子が 17名(Seed 5名)、女子が 5名でした。今年のメインセッターは第 2回に引き続き保科さん三和さん、小田さんがサポートに入りました。

オープンクラスの受付は 11:30~でしたが、その前に行われていたファンクラスの予選を少し見たかったので、9時頃から会場をぶらぶらしていました。

今年のコンペ会場
今年のコンペ会場

会場には見知った顔がちらほらと言うより、ほとんど全員お会いしたことがある例年通りの顔ぶれでした。何だかここに来ると、今年も帰ってきたという気持ちになります。なんとも言えずアットホームで赤岳鉱泉のコンペとはまた違った雰囲気です。

ファンクラスの予選は男女とも直上系の比較的素直な課題でした。男子の田戸岡さんや女子の阿部さん、横山さん、何でファンクラスに出てるんですか? という感じでした。

ファンクラス女子予選の阿部さん、Mizo・北斗 / Scarpa・サミットGTX / Simond・Doberman と最新装備で固めていました。
ファンクラス女子予選の阿部さん、Mizo・北斗 / Scarpa・サミットGTX / Simond・Doberman と最新装備で固めていました。

オープンクラス予選
予選はファンクラス、オープンクラスともにセッション方式で行われ、課題は男女とも 3課題でした。順番にどんどん登っていく形式で、途中に K点が設定されており、その合計点が成績となりました。トライ時間は各課題 6分でした。

男子
課題 1
アイスのみの登らせる課題。アップ用だと思われますが、去年はこれすら登れなかったので、登れたときは一安心。ほっとしました。三和さんが設定。

課題 1 の吉田さん。手は Charlet・クエーサーコンパクトと Grivel・Taa-k-oon という異色の組み合わせ。美唄の体育館でトレーニングしているだけあって強かった。
課題 1 の吉田さん。手は Charlet・クエーサーコンパクトと Grivel・Taa-k-oon という異色の組み合わせ。美唄の体育館でトレーニングしているだけあって強かった。

課題 2
コンパネのバランシーなホールドをムーブで繋いで行き、アイスセクションに入る課題。かぶりの処理が 2箇所有り。完登者は 0 でした。小田さんが設定。

最初にいきなり K1 を取りに行ったらアックスがすっぽ抜けました。1手落ち。2トライ目で最初のコンパネセクションを抜けれたものの K5 のホールドに触っただけで力尽きました。結果は K4。

課題 3
足ブラキャンパから始まり、やや遠目のホールドを繋いで行き最後はアイスを 3m 程上がって終了。かぶりの処理が 3箇所有り。1トライ目で最後のアイスセクションまで上がれたものの、氷が壊れてアックスすっぽ抜け。まぁ時間も 10秒くらいしか残っていなかったのでここが限界でした。自分はキャンパは苦手なので、いきなりヒールフックでスタートしましたが、他の人はみんなキャンパで行っていました。みんなパワーあるなぁ。保科さん設定。こちらも完登者は 0。というよりセッターの保科さんですらデモで登れませんでした。

この課題は完登できそうな感じだったので、その後 2回トライしましたが、もう腕がよれてしまっており、2便目はアックスを落としてしまって駄目、3便目はもう全然上がれませんでした。

Seed 選手が除外されているので何とも言えませんが、とりあえず 3位タイで予選は通過しました。現在の自分としてはこれがベストでしょう。今年の目標はまず達成。

女子のオープンクラスは男子のファンクラスの課題が使われました。予想通り本田さんがぶっちぎり。課題 1 と課題 2 は 1撃。課題 3 も最高高度まで行き、断トツでした。ファンクラス男子の人よりも良い成績でした。ヒールフックの上手さと柔軟性は見習わないとなぁ。

オープン女子課題 2の手塚さん。Grivel・Alp Wing + Revolution。リーチもあり、登るたびに上手くなっていました。
オープン女子課題 2の手塚さん。Grivel・Alp Wing + Revolution。リーチもあり、登るたびに上手くなっていました。

オープン女子課題 3の本田さん。ヒールフックの上手さは相変わらず。
オープン女子課題 3の本田さん。ヒールフックの上手さは相変わらず。

スピードの大会までホテルで休んでいたので、ファンクラスの決勝は見れませんでしたが、以下のような結果になったようです。

スピード
かなり気合を入れていったのですが、完全に空回りで、下から 2番目でした。本当に本番に弱いなぁと行った感じです。自分の敗因はツールが使いこなせなかったことでしょうか。せっかく秘密兵器を借りれたのになぁ。先週ちょっと練習した感じではいい感じだったのですが、今日はすっぽ抜けまくりで駄目でした。しょぼ~ん。

男子は田戸岡さんが優勝し、ファンクラス男子優勝とあわせて、ダブル優勝と成りました。女子は本田さんが秘密兵器の甲斐もあってこちらもぶっちぎりでした。

スピード表彰式
スピード表彰式

ロシア製秘密兵器
ロシア製秘密兵器。ジャヌー北壁登攀時にもフックとして使われており、かなり汎用的なようです。来シーズンは Grivel から似た製品が出ます。


 
 
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コメント (4)

千葉さん、情報ありがとうございます。あのエイダーは市販されていたんですね。ロシアンアックスはコンペの映像を色々見ているとかなりバリエーションがある感じです。

naokissさん、今年は色々と凄かったですね。来年に向けてまた頑張りましょう。

コンペおつかれさまでっす。
今回はぼくは運に救われたって感じです♪
これで来年は逃げ道がなくなったので,修行してオープン決勝を目指します!!

昨年ケツから3番目で,今年ろくに登っていない条件ではオープンはさすがに出られませんでした。。。
実際,今回のファンクラスのルートくらい全部完登できなきゃ歯が立たないでしょう。
今回は4人しかいなかったけど,実力は拮抗していておもしろかったと思います。
でももっと出場者欲しかったですね。。。

主催者HPの写真,ぼくが登ってるのが一枚もなくてショボーン(ToT)

これが通称”ロシアン アックス”というものです。
仙台在住のロシア人クライマーが言ってましたが本来の使い方はダブルアックスのように打ち込みながら前進していくものではないそうです。グリップエンドの穴にスリングつけてそれを足に連結。軽く氷に刺したら足で加重してさらに食い込ませるという人工登攀的な使い方をするそうです。
海外のHPを見てるとだいぶ前からコンペのスピード競技で使ってるみたいでした。
あと講演会の写真にある特殊アブミは通称”ロシアン エイダー”と呼ばれているものです。一時、Trangoでも販売してました。試しに人工壁で使ってみましたが良いのか悪いのかわからない代物でした。

>ロシア製秘密兵器
うわ、なんじゃこりゃ〜。


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